日々のできごと の記事一覧
野菜や花がぐんぐん成長してきました!
こんにちは。
きっともっと保育園では、プランターや花壇を活用して畑仕事をしています。
理由は様々ですが、主に2つあります。
・畑仕事を通して、野菜に愛着をもち、ひいては「食」への興味を深めること
・「生産」することの喜びを感じること
子どもたちも、職員も、畑仕事が大好きで、やりたいことをどんどん実現していったら、
野菜や花の数がこんなことになっていました・・・↓↓↓
↑アサガオ、バケツ稲、ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、トマト、ニンジン、ルコウ草、イチゴ、ひまわり、キャベツ、サツマイモ。
近隣の方も成長を楽しみにしていて、よく声をかけてくださいます!
キュウリは近隣の方にいただきました!ありがとうございます!!
プランターや花壇があることによって、地域の方との交流が生まれます。とても嬉しくありがたいことです!
↑子どもたちは、畑仕事が大好きです。
土を触ったり、虫を探したり、水をあげたり・・・etc、子どもたちの好きなことが詰まっています。
真ん中の写真は、発芽したキャベツを少し大きめのポットに入れ替えているところです。
↑近隣の方からキュウリの苗をいただいたところです。
「こうやってツルが出てね、支柱に絡んで体を支えているんだよ」と優しく教えてくださいました!
↑「みて、ぼくより高いよ!」
ヒマワリと自分の背を比べています。
ヒマワリは、昨年のこぼれ種が発芽したものが、一足先に花を咲かせました。
右の写真は少し前のものですが、現在、その足元では、今年撒いた種が発芽し、順調に育っています。
↑やっぱり、収穫は特別です!
梅雨が明け、夏本番を迎える頃、野菜の収穫も最盛期を迎えるはずです。
今年は、収穫した野菜を使った様々な取り組みを企画しています。
子どもたちと一緒に、存分に楽しみ、味わいたいと思います!!
アオムシを蝶に育てよう!
こんにちは。
・「育てる」というプロセスを通して生き物に関心を持つこと
・じっくりと観察することを通して、自然の不思議を味わうこと
をねらいとして、アオムシを蝶に育てる取り組みをしました。
アオムシは、保育園で育てているキャベツに付いていたものに加え、近隣の方にお声がけをしたうえで庭先にいたものをいただき、保育園の虫かごで育てました。
↑アオムシがご飯を食べている様子を観察しています!
アオムシを図鑑で調べて、アオムシが食べそうなものをみんなで考えたり、話し合ったりしました。
↑蝶になった様子を観察シートに書きました。
子どもの絵には、描いているときの気持ちや記憶が混ざり合って表現されています。
同じ蝶でも、子どもの頭のなかでは、さまざまな捉え方をしているのが分かりますよね!
↑育てた蝶をどうするか、みんなで話し合いました。
「公園に行って逃してあげよう」
「エサをあげよう」「エサはお花だよね!」
などの意見がでましたが、ある子が、
「いっしょに飛んでみたい!」
みんなも賛同し、
「どうやったら飛べるかな」→「羽が必要だよね」→「じゃあつくってみよう!」
と、蝶づくりがスタートしました!
↑蝶になりきって飛んでいます。右の写真は、お花にとまっている様子です。
↑最後は、保育園の中庭で蝶を放しました。
一連の活動が終わった後、ある子がお家で見つけたアオムシを持ってきてくれました。
ですので、「アオムシを蝶に育てよう!」は、6月30日現在も、絶賛継続中です。
(今日もみんなでアオムシを観察していました!)
保育園での学びが、保育園の外でも継続され、また保育園の場でみんなに共有される。
とても嬉しい出来事でした。
6月の制作活動
きっともっと保育園では、毎日絵を描いたり、折り紙ができる環境を整えていますが、これに加えて、月に一度、テーマに沿った制作にも取り組んでいます。
6月のテーマは、雨。
普段から、水の感触を楽しんだり、雨音を聞いたり、梅雨時期の動植物を観察したりと、雨を意識した活動を積極的に行ってきました。
↑写真の左から、1歳児クラス、2歳児クラス、3歳〜5歳児クラスの作品です。
1歳児クラスは、雨や水の感触を楽しんだ後、フィンガーペイントを行いました。
2歳児クラスは、にじみ絵です。好きな色を自分で選んだ後、絵の具が水ににじんで広がっていく様子を楽しみました。
3~5歳児クラスは、筆やクレヨン等の画材から自分で選び取り、雨をイメージした絵を自由に描きました。
みんな、のびやかに、個性豊かに表現できていて素敵です!
「これはね、雨が降って土が濡れていってるんだよ!」
「雨の後にね、虹が出ていて、これはあしあとだよ!」
「公園にアジサイが咲いていて綺麗だったね!」
すべての作品に、子どもたち一人ひとりのイメージやプロセスがあって、先生やお友達と話をしながら(ときには子どもが言いたいことを汲み取って言葉に変換しながら)、絵を描いています。
子どもが絵を描くプロセスに寄り添いながら、子どもの内面を再発見したり、お友達同士が互いの作品を認め合ったりする、大切な時間です。
弦楽器工房ストリオーニ様にお邪魔しました!
こんにちは。
きっともっと保育園では、3歳児クラス以上の子どもたちに対して、週に一度、保育士による音楽指導を行っています。
その内容は、毎年保育士が考えるのですが、今年は、「歌」「リズム」、そして「楽器」の3本柱です。
4月からはじまった活動のなかで、様々な形で音色、音の響き、リズム、音程等に触れてきましたが、
現在は、缶や牛乳パック、輪ゴムなどを使った「楽器づくり」に挑戦しています!
しかし・・・、思ったようにうまく音が鳴りません・・・。
(活動のなかで課題が出てきました。学びのチャンスです!)
そこで・・・!
「本物の楽器を見に行ってみよう!」と、バイオリン等の修理・販売をされているストリオーニさんに見学をお願いしました。
突然の、しかも厚かましいお願いにも関わらず、「いいですよ。」とこころよく引き受けてくださいました。
この場をお借りして、お礼申し上げます(ありがとうございます!)!
↑お店にはバイオリンが、隣の工房には工具がずらっと並んでいます。普段とは違う光景に、子どもたちも興味津々です。
まず、お店の方自ら、バイオリンの音色を聴かせてくださいました。
こんなに小さな楽器から、あんなに大きくて美しい音が響くなんて不思議です!子どもたちも「わぁ!」と歓声をあげていました。
↑その後、子ども用のサイズのバイオリンを使って、一人ひとり試奏しました。
みんな緊張しながらも、真剣に音と向き合っていますね!
お店の方も優しく丁寧に教えてくださいました。
↑バイオリンの構造を説明してくださいました。
子どもたちがつくった楽器を持っていき、どうすれば音が鳴るか、具体的なアドバイスもいただきました!
みんな保育園に戻ってくるなり、口々に、
「楽しかった!」「また行きたい!」「楽器つくる!」
と言っていましたよ。
子どもたちにとっても、楽しく、充実した時間になりました!
最後に、今回お邪魔したストリオーニさんのホームページをご紹介しますね。
興味がある方は、ぜひ、一度ご覧ください。
https://www.storioni.co.jp/
※新型コロナウィルス感染対策として、訪問時のマスク着用、訪問人数を分割するといった対策を講じております。
うどんづくり
この日は、食育活動の一つとして、うどんづくりに取り組みました。
当日を迎えるまでにも、うどんに関する絵本を読むなどして、子どもたちの気持ちを高めていきました。その甲斐あってか、みんな登園するなり、「今日はうどんづくりだよね!」と、とてもはりきっていました。


まずは先生が工程や注意事項について説明します。みんな真剣に話を聞いています!
3歳児クラス以上の子どもたちの様子です。薄力粉に塩水を混ぜるところから取り組みました。



2歳児クラスの子どもたちの様子です。生地の感触を楽しみながら、こねたり踏んだりした後、先生が切り分けたうどんを手で伸ばしていきました。「ぷにぷにして柔らかい!」「見て!長いよ!」など様々な声が聞かれました!


3歳児クラス以上の子どもたちは、さらに、生地を棒で伸ばしたり、包丁で切ったりしていきました。その姿は真剣そのもの。まるで職人のようです!
そして、つくったうどんは、おやつの時間にみんなで美味しくいただきました。
※当園では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、食育活動は「子どもの取組後、調理員が当該食材を加熱する場合」に限って実施しております。
ラディッシュの葉っぱがなくなった!
保育園の軒先で育てている夏野菜です。
ある日、育てていたラディッシュの葉っぱがなくなるという事件が発生しました。
子どもと「何でかな?」と話していると、ある子がアオムシを見つけて「これが原因ではないか」と言います。相談のうえ、アオムシに葉っぱを食べられないように、鉢を高いところに移動させましたが、結局ラディッシュは全て枯れてしまいました。
同時に、アオムシをシャーレに入れて、観察していくことにしました。すると、アオムシがたくさん葉っぱを食べること、たくさんフンをすることが分かりました。
最初は憎い存在だったアオムシも、毎日観察するうちに愛着が沸いてきたようです。
大きくなったアオムシを虫かごに移すと、数日後にはサナギになり、そのまた数日後にはサナギが羽化し蝶になりました。
そして、お散歩先の明治神宮で蝶を放すと、子どもたちの「わあ!」という声とともに、森の向こうへと飛んでいきました。
ラディッシュの葉っぱがなくなるという一大事から始まった今回の出来事。
結果的に、蝶の成長を見届ける貴重な経験となりました。