就学前教育 の記事一覧
3歳児クラスの教育プログラム
最近の、3歳児クラスの教育プログラムです。
この日は、形を認識し同じものを探したり、パズルを完成させたりすることをねらいにしたプログラムを行いました。
↑教室に貼ってあるマークのカードを探して、プリントの中から同じものを見つけ出します。この時は、先生が「このカードは、どんなところで見るかな」と問いかける等、マークがもつ「意味」にも意識を向けました。
「みて!あったよ!!」
「(ドアに注意のマークを見て)これはエレベーターとかでみるよ!手をはさむといたいってことなんだよ!」
「(教室に貼ってあるマークがプリントの中に)あった!おなじだよ!!」
等、みんな熱中して、活発に取り組んでいましたよ。
↑色々なマークを使ったパズル遊びです。
マークは形が抽象的なので少し難しいのですが、試行錯誤しながら取り組んでいました。
マークがぴったり合うことを確認してから糊付けをするといった工夫も見られました。
この活動にはもう一つ、「身の回りのマークに興味を持つ」というねらいがあります。
先日、保護者の方から、「子どもが、家でプラスチックや紙パックのマークを探しては、『あった!』って言うんです」という嬉しいご報告をいただきました。
こういった活動を通して、普段見過ごしがちなものでも興味を持ち、意味を考えるきっかけになるのは素晴らしいことですね。
2歳児クラスの教育プログラム
ここ最近の、2歳児クラスの教育プログラムの様子です。
この日は、物をつまむことで手の巧緻性を高めたり、狙ったところにいれる(目と手の協応能力を高める)ことをねらいとしたプログラムを行いました。
↑まず、先生が「今日はこんなものを持ってきたよ」と説明し、実際にやってみせます。みんな「やるやるー」と興味津々です。
↑ビーズを穴に入れていきます。ビーズが穴にピタッとはまるのが楽しいようで、夢中になって取り組んでいましたよ。
保育園で数について学んでいくのは3歳児クラスからですが、"一つ、二つ、三つ"と、穴の数が増えていく構造になっていて、子どもたちは自然に数量イメージに触れていきます。
↑動物の小さなお口に様々なものを入れて食べさせてあげます。ポンポン、チェーン、アルミホイル・・・etc。
工夫しないとお口に入れられないよう、少しずつ難易度が上がっていきます。
「これはね、紫だからブドウ!」
「こっちはレモン。クマさんがすっぱいって顔したよ!」
子どもたちは、様々なものに見立てながら、楽しみますね。
一つ終わると、「次のやつやりたい!」。
全部終わると、「クマさんの次はね、ネコさんに食べさせてあげるの!」と、とても意欲的に取り組んでくれました。
1歳児クラスの教育プログラム
最近の、1歳児クラスの教育プログラムの様子です。
この日は、「何が出てくるかな」と期待して待ったり、探索したりすることをねらいにしたプログラムを行いました。
パネル遊びでは、子どもたちに「これは何だろうね?」と問いかけると、パネルを指差したり、「ピヨピヨ!」と鳴き声を真似してみたりと、先生とコミュニケーションを楽しんでいました!
他にも、布で隠した木製人形で"いないいないばぁ"をしたり、カップに色々なものを隠して教室中に置いておき、宝探しゲームをしたりして楽しみましたよ。
2歳児クラスの教育プログラム
2歳児の教育プログラムの様子です。
この日は、両手を使って物を並べたり、重ねたり、積んだりして遊ぶことにより、両手の協調動作、目と手の協応能力を養うことを目的とした課題に取り組みました。
紙管を切ったもの、お手玉、ボール紙の筒、紙コップ、発泡スチロールのキューブ・・・
さまざまな素材が用意されています。
子どもたちは、その中から好きなものを手に取り、まずは線に沿って並べていきます。
その次に、発泡スチロールのキューブを手に取り、崩れないよう慎重に積み重ねていきました。
自分の視線の高さまで積み重ね終えると、「見て、タワーだよ!」「高いよ!」と達成感に満ちた表情を見せてくれました。
1歳児クラスの教育プログラム
この日の課題は「つまんでひっぱる」です。
布、紐、ボタン、突起...。一口に「つまんでひっぱる」といっても、体の動かし方や手から伝わる感触はさまざまです。
子どもたちは初めて触れるものに興味津々です。楽しみながら教材に取り組むことで手先や腕の調整力を養います。
保育士は、子どもたちの「カチって音がしたよ」「チャックを閉められたよ」という、その時々の発見や喜びに共感しながら、一人ひとりの取り組みを見守ります。