2021年07月 の記事一覧
トマトケチャップづくり(食育活動)
こんにちは。
きっともっと保育園では、日々のお手伝いに加えて、おおむね月に一度、食育活動を実施しています。
日々のお手伝いの記事はこちらから
この日の食育活動は、「トマトケチャップづくり」。
・手を使ってトマトをつぶす感触を楽しむ
・高年齢児は包丁や火を使う、調理工程を知る
を主なねらいとして実施しました。
↑1歳時クラスの活動の様子です。
トマトをじっくり観察したり、においを確かめてみたり。
「しろいのなに?」
とタネを不思議そうに眺める様子もみられましたよ。
トマトの観察をしたあとは、袋に入ったトマトを手でつぶしていきました。
「つぶれたよ!」「できた!」
と嬉しそうに見せてくれました!
↑2歳児クラスの活動の様子です。
指先を器用につかってトマトの皮をむいています!
火が危険なことを伝えたうえで、子どもたち自身で煮込んでいきました。
おそるおそる慎重に、でも興味津々で取り組んでいましたよ。
↑3歳児以上のクラスの活動の様子です。
「トマトのヘタ」「フライパン」「中火」等、食材や調理器具・方法の名称確認をしつつ、調理工程を説明します。
包丁も使いました。とても集中していますね!
↑中央の写真は、ナポリタンを食べるところの様子です。
みんなで、「作ったケチャップを使って食べたい料理」を話し合って決めました。
右の写真は、言葉遊びをしている様子です。先生がホワイトボードに文字を書くと・・・、
「あ、下からよんでも『トマト』だ!」
「じゃあ、『キュウリ』は?・・・『リウッキ』・・・あれ、読めない!」
「『ナス』は、『スナ』! ちがうことばになった!」
と、言葉あそびを楽しんでいました。
今回の活動のなかには、
○匂いを嗅ぐ・手でつぶす(感覚・認知)、○指先で皮をむく・包丁で切る(微細運動)、
○工程を知る(論理的思考の基礎)、○話しあう(協同性)、○言葉遊び(表現力)・・・etc
と、多様な学びの機会が組み込まれています。
子どもたちは、楽しみながら、実体験を通して、いろいろなことを学びとったようです。
※現在(7/21時点)、コロナウィルス感染拡大防止のため、子どもが触れた食材について、必ず加熱調理することを条件に食育活動を行っております※
5歳児クラスの教育プログラム
ここ最近の、5歳児クラスの教育プログラムの様子です。
この日は、複数のカードの中から共通図形を色々な観点から捜しだしていくプログラムを行いました。
↑「これからThinking Timeをはじめます。よろしくお願いします!」
どのクラスでも、まずは挨拶から始まります。
「このカードに書かれている図形と同じ図形を、他のカードから捜してね」と先生が説明します。
↑まずは、先生が「じゃあ、マル(〇)を捜してみようか」というと、
「あった!」
「ここにも!たくさんある!」
と、どんどん見つけていました。
↑カードの数を増やしていきます。
この課題は、絵を構成している図形パーツの形を認知したうえで、自分なりの基準で共通項を見い出し、できるだけたくさんの共通図形を捜し出していくことをねらいにしています。
「これとこれは同じ丸だけど、こっちの丸はちょっと長細いからちがうか...」
「この三角とこっちの三角は大きさがちがうけど形はいっしょ!」
「こんどは星(☆)のマークを捜してみよっと!」
自分なりに考えたり、目的を見つけられている様子が素晴らしいです!
また、どのような図形から絵が構成されているか、手元の紙に書いて確認していました。
「分解して考える」というのは難しいことですが、工夫している様子が見られたことも嬉しかったです!
草木染めを行いました。
こんにちは。
今回は、草木染めを行ったときの様子をご紹介します!
採ってきたツツジ等を使って、布が染まっていく様子を楽しんだり、
みんなで作りあげた達成感を味わうことをねらいとして行いました。
「どんな模様になるかな」と予測し、出来上がりを楽しみにしながら、
布やTシャツを紐でしばり、草木の煮汁につけ込みます。
最後にミョウバン液とクエン酸液のどちらに浸すかを選び、染まっていく様子や色の違いを観察しました。
※草木の煮汁とミョウバン液等の媒染剤の化学反応により、不溶性の染料が出来上がります。
↑「あ、水の色がピンクになっていく!」
「(クエン酸液とミョウバン液)どっちにしようかな!?」
等、思い思いに楽しみながら、色が現れたり変化したりする様子を不思議そうに観察していましたよ。
3歳児クラスの教育プログラム
最近の、3歳児クラスの教育プログラムです。
この日は、形を認識し同じものを探したり、パズルを完成させたりすることをねらいにしたプログラムを行いました。
↑教室に貼ってあるマークのカードを探して、プリントの中から同じものを見つけ出します。この時は、先生が「このカードは、どんなところで見るかな」と問いかける等、マークがもつ「意味」にも意識を向けました。
「みて!あったよ!!」
「(ドアに注意のマークを見て)これはエレベーターとかでみるよ!手をはさむといたいってことなんだよ!」
「(教室に貼ってあるマークがプリントの中に)あった!おなじだよ!!」
等、みんな熱中して、活発に取り組んでいましたよ。
↑色々なマークを使ったパズル遊びです。
マークは形が抽象的なので少し難しいのですが、試行錯誤しながら取り組んでいました。
マークがぴったり合うことを確認してから糊付けをするといった工夫も見られました。
この活動にはもう一つ、「身の回りのマークに興味を持つ」というねらいがあります。
先日、保護者の方から、「子どもが、家でプラスチックや紙パックのマークを探しては、『あった!』って言うんです」という嬉しいご報告をいただきました。
こういった活動を通して、普段見過ごしがちなものでも興味を持ち、意味を考えるきっかけになるのは素晴らしいことですね。
イベント・入園説明会のご案内
こんにちは。
イベント・入園説明会のご案内です。
ご興味をお持ちいただいた方は、以下をご参照のうえ、ぜひご参加ください!
① 離乳食の進めかたと子どもの食事
当園栄養士による、離乳食の進め方の解説やお子様の食事に関するお悩み・ご質問をお受けするイベントです。
「この時期の離乳食って、これで合ってるかな」
「子どもが全然食べてくれない」
「スプーンや箸はいつ頃から持たせればいいんだろう」・・・etc
離乳食の話に限らないので、幼児の保護者の方もご参加可能です!
【対象】未就学児童とその保護者
【日時】8月21日(土)10:00~11:00
【申込期日】8月19日(木)23:59迄
【場所】きっともっと保育園
【料金】無料
② 入園説明会
当園の概要やご入園までの流れを説明した後、活動の様子をご覧いただきます(スライドショー)。
全体・個別でのご質問も承ります。
【対象】未就学児童とその保護者
【日時】9月12日(日)10:00~10:45
【申込期日】9月9日(木)23:59迄
【参加方法】きっともっと保育園へのご来訪・Zoomでのご視聴
【料金】無料
■ 参加にあたってのご留意事項
・お子様もご一緒にお越しいただいて大丈夫です。
・授乳スペース、オムツ替えコーナーございます。
・自転車、ベビーカー でのご来園が可能です。自動車でお越しの場合、送迎時のみ当園の駐車場をご利用いただけます。
<本イベントに関するお問い合わせ先>
TEL:03-3403-9125
MAIL:kittomotto@kawai-juku.ac.jp
野菜や花がぐんぐん成長してきました!
こんにちは。
きっともっと保育園では、プランターや花壇を活用して畑仕事をしています。
理由は様々ですが、主に2つあります。
・畑仕事を通して、野菜に愛着をもち、ひいては「食」への興味を深めること
・「生産」することの喜びを感じること
子どもたちも、職員も、畑仕事が大好きで、やりたいことをどんどん実現していったら、
野菜や花の数がこんなことになっていました・・・↓↓↓
↑アサガオ、バケツ稲、ナス、ピーマン、オクラ、キュウリ、トマト、ニンジン、ルコウ草、イチゴ、ひまわり、キャベツ、サツマイモ。
近隣の方も成長を楽しみにしていて、よく声をかけてくださいます!
キュウリは近隣の方にいただきました!ありがとうございます!!
プランターや花壇があることによって、地域の方との交流が生まれます。とても嬉しくありがたいことです!
↑子どもたちは、畑仕事が大好きです。
土を触ったり、虫を探したり、水をあげたり・・・etc、子どもたちの好きなことが詰まっています。
真ん中の写真は、発芽したキャベツを少し大きめのポットに入れ替えているところです。
↑近隣の方からキュウリの苗をいただいたところです。
「こうやってツルが出てね、支柱に絡んで体を支えているんだよ」と優しく教えてくださいました!
↑「みて、ぼくより高いよ!」
ヒマワリと自分の背を比べています。
ヒマワリは、昨年のこぼれ種が発芽したものが、一足先に花を咲かせました。
右の写真は少し前のものですが、現在、その足元では、今年撒いた種が発芽し、順調に育っています。
↑やっぱり、収穫は特別です!
梅雨が明け、夏本番を迎える頃、野菜の収穫も最盛期を迎えるはずです。
今年は、収穫した野菜を使った様々な取り組みを企画しています。
子どもたちと一緒に、存分に楽しみ、味わいたいと思います!!
2歳児クラスの教育プログラム
ここ最近の、2歳児クラスの教育プログラムの様子です。
この日は、物をつまむことで手の巧緻性を高めたり、狙ったところにいれる(目と手の協応能力を高める)ことをねらいとしたプログラムを行いました。
↑まず、先生が「今日はこんなものを持ってきたよ」と説明し、実際にやってみせます。みんな「やるやるー」と興味津々です。
↑ビーズを穴に入れていきます。ビーズが穴にピタッとはまるのが楽しいようで、夢中になって取り組んでいましたよ。
保育園で数について学んでいくのは3歳児クラスからですが、"一つ、二つ、三つ"と、穴の数が増えていく構造になっていて、子どもたちは自然に数量イメージに触れていきます。
↑動物の小さなお口に様々なものを入れて食べさせてあげます。ポンポン、チェーン、アルミホイル・・・etc。
工夫しないとお口に入れられないよう、少しずつ難易度が上がっていきます。
「これはね、紫だからブドウ!」
「こっちはレモン。クマさんがすっぱいって顔したよ!」
子どもたちは、様々なものに見立てながら、楽しみますね。
一つ終わると、「次のやつやりたい!」。
全部終わると、「クマさんの次はね、ネコさんに食べさせてあげるの!」と、とても意欲的に取り組んでくれました。